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クラシックギター奏者、作・編曲家として活動している小関佳宏のブログ
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11月1日 山辺・安国寺コンサート
Vn 駒込 綾
Gt 山下 俊輔
Gt 小関 佳宏

コンサートの実行委員会の皆様のご尽力で、お寺の駐車場から本堂まで行灯のあたたかな光、コンサート会場から見えるお庭には米沢から「竹あかり」の皆様がいらして光の演出を。池には無数のろうそくが揺らめいている幻想的な雰囲気の中、会場いっぱいお客様にご来場いただいてのコンサートでした。

星降るロードマラソンが開催される山辺で最初に演奏したのは、山下氏作曲の高知龍馬マラソンのテーマ曲の〈風香〉
山形県からの依頼で作曲した県のPR曲〈真山形〉
今回のツアーのために新しくギター二重奏編曲したベートーベンの〈悲愴〉
ギター二重奏用に編曲し、今回は山下氏と挑んだ〈アランフェス協奏曲第二楽章〉
綾さんと山下氏による〈カルメン・ファンタジア〉
そして、ギター二重奏の名曲、長岡克己さん作曲の〈Rui〉
という、濃いプログラムの一部でした。

山形へは3回目の山下氏、
回を重ねる毎に「仲間」や「友情」みたいな感じが深みを増していく我々3人。
それぞれに交わした約束。それは言わば「夢」みたいなもので、それを忘れずに時間をかけて叶えて進んでいる。
そういう心の温度がしっかりあるものを、一曲一曲大事に想いを伝えながら演奏していく。

「オリジナル曲」というものには、いまこの現代をリアルに生きている音楽家の生の声があり、「クラシック」には歴史の重さと時代を越えた説得力がある。
その両方を織り交ぜると、何か不思議な新しい感覚が湧いてくる。

我々3人には、それぞれに特化しているところがあり、また不得意なところがあり、それをあたたかなスタッフの皆さんと、いらしていただいたお客様、650年の歴史を持つお寺の空間の中で磨かれて、調和していく、そんな時間でした。

数日前にご住職のお母様がお亡くなりになったという状況の中でもコンサートを開催してくださいました。お母様は教職をしておられた方だったそうで、アンコールではご住職のリクエストで〈仰げば尊し〉をみんなで歌いました。

音楽は本当に素晴らしい。

終演後には、山形のいも煮にたくさんの郷土料理、檀家さんが今日釣ってきたと持って来てくれた山女魚の塩焼きをいただきました。

旅、出逢いと再会、感動、そして美味しいもの。

幸せでございます。
皆様、ありがとうございます。

3日は最上川美術館、4日は仙台。

旅は続くよどこまでも。
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