ギターの友 ２月号

ギターの友2017年2月号(第120号)
2月5日発売
（2月3日に発送予定）

今年はギターの友発行20周年だそうです。
おめでとうございます！！

作曲の連載をさせていただいている２月号には
＜祈りの手＞という曲を寄稿させていただきました。
こちらもぜひご覧ください。

２月号も内容盛りだくさん。

【ギターの友2月号目次】
Concert　Photo…1
　フリーコンサート・お楽しみ音楽会
　月例ギターコンサート ギター演奏: 石村 洋

こんさあと・イベントガイド…7

GFP( ギター友の会専門家会員) 2017 新春を迎えて…9
　鈴木亜理紗・大山幹生・中野木介・萩野谷英成・深代朋子
　椎野みち子・新堀きよみ

コンサートの余韻…14
　フリーコンサート
　お楽しみ音楽会
　石村 洋ギターコンサート
　第52回キャンドルコンサート

読者のHIROBA…17
　古賀メロデイギターアンサンブルを聴いて
　船橋お楽しみ音楽会を終えて

連載
名曲演奏講座/ 下田純義…18　
　ヴィラ＝ロボス作曲「練習曲第8 番」　

ぎたおけ徒然草/ 新堀きよみ…20
　【2017 年 N 校春季定期公演のご案内】他

ちょっとひとやすみ/ 広瀬恵子…26
　『だから、やめられない!!!』　

小関佳宏のLife note/ 小関佳宏…28
　＜祈りの手＞　

MUSIC NEWS…31

今月の曲…39
独　奏
　♪瑠璃色の地球/平井夏美作曲　長谷部二郎編曲
　♪25の練習曲より№16/カルカッシ作曲
　♪なつかしき旅人/長谷部二郎
二重奏
　♪主よ人の望みの喜びよ/ バッハ作曲　長谷部二郎編曲
合　奏　※三重奏
　♪調和の霊感Op.3-6/ ビバルディ作曲　長谷部二郎編曲

※表紙写真は電子版のため著作権の必要な楽曲は掲載されておりません。何卒ご了承下さいませ。

コンサートシリーズ24

昨日の「小関佳宏コンサートシリーズ vol.24」にお越しいただいた皆様、
ありがとうございました。

三年目のコンサートシリーズ。
今回は築100年の蔵を移築して建てられたカフェ・TiTiさんでの開催でした。

今回はバート・バカラック特集ということで
・雨に濡れても
・アルフィー
・遥かなる影
の三曲をアレンジして演奏しました。

このシリーズでは初登場の作曲家、
コストやスカルラッティの曲も演奏しました。

そして、佐藤弘和先生への追悼曲の初演も行いました。

このブログでは先生の訃報について、
誰に向けて何を書いたら良いのか分からないので
書かないできました。

いろいろな想いは現代ギター誌に書いていますので
可能な方はご覧ください。

先生への追悼曲は３月号に掲載されます。

こんなに悲しい作曲は経験がありませんでした。

先生は僕に＜SUMMER＞という曲を作ってくれました。
僕もいつか先生にお返しの曲をつくりたいと思っていました。
今まで、先生に曲をお返しした人はいたのかなぁと思いながら
その日を楽しみにしていたのですが、
こんな形になってしまいました。

遅かったけれど、だからこそ今
ここで、全力で追悼曲をつくることが
今できることでした。

泣いて泣いて、泣いて泣いて
その曲をつくり
昨日の初演を終え、
こうして少し言葉を紡ぐことができるようになりました。



「小関佳宏コンサートシリーズin仙台」
「in仙台」とつけているのは県外でもやりたいからです。
誰か！どなたか！僕を呼んでください！！

再版

おかげさまで「ギターソロ曲集・久石讓」が近々、再版（第三版）になるそうです。
世界の皆さん、ありがとうございます。

おすすめ ？

最近、Amazonからこんなお知らせが2回も来た。

「お客様におすすめの商品」と言うけれど、これ、僕が書いてる本ですよ。笑

僕がAmazonさんにおすすめしたいですよ。

村治佳織さんの弾いて下さった〈花は咲く〉はこれに載っています。

タブ譜付きですよー(^O^)

無題

みなさん、こんばんは。

お正月も終わり、一月も半ば。

僕はこの一月の前半はどこへ行くでもなく、部屋の模様替えをしたり、楽譜の整理をしたりして過ごしていました。

今、僕の部屋は絵でいっぱいです。

5日には東京へ行っていたので、現代ギター社に寄ってまた新しい楽譜をあれこれ買って、それらを片っ端から弾いています。

そう、その時、ずっと探していた楽譜を見つけたのでした。

古い時代の音楽。

リュートのチューニングで書かれているので読譜に頭を使います。

それに3日間は没頭してました。

それでもそうそう弾けるものではないので長い時間をかけて取り組むことにしました。

他にも新しい時代の楽譜も買ったので、サラッと弾いたけど、それはハマらなかったな。

作曲家の名前で衝動買いするとたまにそんなこともあります。

いろんな昔の作曲家のエチュードもたくさん買ったので、それらも一通りさらってみたり。

クラシックギターのベーシックレパートリー100選という楽譜があって、それを1から100まで何度か通して弾いてみると、その中からお気に入りの曲を3曲見つけました。

どれも有名な曲なので、「今」がその3曲を弾きたい時なんだろうと思います。

そんなこんなで、ギターを弾く楽しさを味わってました。

それで、今日。

現代ギター次号の連載の曲を編曲をしてました。

曲はナイショですが、

イントロを決めるまで１日かかりました。

そんなことは今まで何度もあったけど、

やっぱり編曲は難しいなぁ。

と。

最近はいろんな楽譜を弾き漁ったから、編曲に役立つかなぁと思っていたけど、そんなに甘くない。笑

出来てる楽譜を弾くこと。

そこに書かれていることを紐解いていくことと、楽譜を書くことはやっぱり違う。

だからこそ、たくさんの作曲者や編曲者が書いた楽譜の努力のあとを余計に感じることができる。

それなりの曲はそれなりによく出来ている。

時間をかけたからと言って良い物が出来る訳ではないけど、試行錯誤を重ねた分良くなって「これで良し」と思えていくのは気持ちが良い。