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僕の1stアルバム「fresh air」に収録されている〈夜の虹〉には、この曲がテーマとなった物語があります。
11年前、色鉛筆アーティストの佐藤直樹さんが物語を書き下ろし、尊敬するピアニスト稲垣達也さんのお力を借りて「朗読と音楽 夜の虹」を初演したのでした。
あれから様々な時間が過ぎ、今となってはfresh airも売り切れて、「夜の虹」という曲も物語も知る人が少なくなった。
11年前、僕は26歳だった。
夢や希望が溢れ出ていた頃だ。
がむしゃらで、やんちゃで、何がなんだか分からない頃だ。
それは今も大して変わらないのだけど、
それなりに大人になったり成長した(と思いたい)わけです。
「夜の虹」はギター弾きのミントが主人公。
(どうも僕がモデルなのだとか。)
ミントが人生の夢や希望、幸せを願い、仲間や恋人と共に不思議な出逢いによって素晴らしい体験をする物語。
皆さんにちょっと思い返して欲しいことがあります。
11年前と今で「夢」という言葉の雰囲気が少し変わってないだろうか。
11年前と今までの間に、我々は東日本大震災という大きな経験をしました。
その他にも世界でいろんなことが起こった。
以前は「夢」という言葉が、もっとあっけらかんとしていたような、身近なもので、気軽なものだったような気がするのです。
そりゃあ、自分も若かった。
それももちろんあります。
けど、それだけではないと思うのです。
冒険に出よう!
旅へ行こう!
〇〇になりたい!
そんなことを言っている若者が凄く減った感じがします。
それは、なんだか寂しい。
どこか流れている空気が萎縮してしまっているような感じがしています。
どんな時だって、大いに夢を描いて
それに向かって行けば良い。
そして、そんな若者に必要なのは、
夢見る大人です。
僕にはいつも夢見る大人達が身近にいました。しかも、とんでもないことを実現させていく大人達がいました。その背中を見て育ちました。
人間の夢見る力は偉大です。
夢を実現する喜び。
それを持って生きる誇り。
初演から11年が経ち、
我々は今、この世の中に新しい意志を以って
「夜の虹」を発表したいのです。
僕は新しく曲を書いています。
今回は尊敬するギタリスト佐藤正隆さんとそれを演奏できることを嬉しく思っています。
夢見る大人の皆さん、もちろん若者も
10/25の満月の夕べ、夢見ることの素晴らしさを一緒に分かち合いましょう。
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