手箒

ちいさい ほうき

楽譜を書く時に、消しゴムのカスを払うのに丁度良い手箒。

七つ道具の一つ。

母校 2

職員室をあとにして、学食へ行った。


コロッケ。

これ、よく食べてたやつ。
50円。
あとカレー。


大人になったから唐揚げも（笑）

学生の居ない学食で懐かしい
食べ物を食べる。

学ランを着て、僕らはあそこにいた。
どんなことを思い、何を考えていたか
思い出せそうで思い出せない。
感覚だけが残っている。

体育館に行ってみると体育館の匂い。
その匂いも記憶をくすぐる。


あれから15年。

僕はギタリストになった。

あの学校、あの先生方、あの友達。
うまれた環境。

その全てが絶妙に組み合わさって
今がある。

馬鹿なことをやって許される時代に
馬鹿なことをやれてよかったなぁと
思う。

馬鹿では出来ないギタリスト。でも、
馬鹿じゃないと出来ないギタリスト。

それでも僕は生きている。

母校

先日のコンサートの時に僕の高校の先生が聴きに来て下さいました。
その時、「今度、学校に遊びにきなよ」と言っていただいたので、こんな機会もそうそうないからと、行ってみることにしました。

ギタリスト母校の高校へ帰る（笑）



15年振り？
自転車で通っていた学校へ車で行くことも新鮮で、校門を通る時はなんだかドキドキした。
下駄箱で上靴を履くのではなく、来客用のスリッパ。
職員室に向かおうとするも、もうどうやって行くのかも忘れてる。
でも、廊下を一歩一歩あるいていると、記憶の奥の方から高校生だった頃の自分がジワジワと蘇ってくる。
職員室の前で「失礼しまーす」なんつって。入ると笑顔で先生方が迎えてくれて。

副担任だった先生は教頭先生になっていました。

いろいろな話をしました。
修学旅行の時のこと、同級生のあれやこれや。僕が今やっていること。

入学した時の自分の写真があって。
ついこの前まで中学生だったのに、高校生の顔をしている自分の表情。
あの時のままだと思う自分と今にはない眼差しをしている自分がそこには居ました。

高校3年の時、音楽の先生は僕に演奏する機会をいろいろ与えてくれました。
音楽の授業の中、全校生徒の前、卒業コンサート、先生の結婚式…。

ただただ、楽しくて楽しくてギターを弾いていた頃。好奇心の塊のような時。

高校の時、本当によく友達とカラオケに行っていた。みんなでいろんな音楽を聴いた。僕はそんな仲間とストリートで演奏していた。ギターを弾くのは僕で、みんなは歌っていた。あれはカラオケの延長だったのかもしれないなぁと思う。タダだし。
道ゆく人が飲み物をくれだり、小銭をくれたし。何より見知らぬ人との交流があった。警察にもよく注意された。
ストリートをやることに野望があっただろうか。そういう感じよりも、今思えば自然な流れだったように思う。
公園で冬にコンビニおでんを食べながら、恋愛話をするのと同一線上にあるような。

！(◎_◎;)

デザイン

「デザイン」とは"当たり前"を疑うこと。

僕は常に「何かある」を探している。