河北新報に

本日（26日）の河北新報に先日の「銀河鉄道の夜」の記事が掲載になりました。
以下、その文章です。

　朗読と音楽で宮沢賢治の作品「銀河鉄道の夜」の世界に誘うイベントが２０日、宮城県塩釜市本町の「カフェ　はれま」で開かれた。
　仙台市を拠点に活動する３人が出演した。ボイスパフォーマーの荒井真澄さんが物語を朗読。ギターの小関佳宏さんが物語に合わせて作った曲を演奏し、チェロの明珍幸希さんが加わった。約３０人の来場者は会場の響く声と楽器の音色に耳を傾けながら作品の世界に浸った。
　カフェは、明治初期の建物「旧えびや旅館」の１階にある。地元の歴史好きの人たちは「銀河鉄道の夜」の舞台のモデルは塩釜という説を唱えており、カフェ店主の菊池千尋さんは「賢治もえびや旅館の前を歩いていたかもしれませんね」と想像を膨らませていた。

無題

練習終了 ご飯食べてないや 腹減ったなぁ^^;

小関佳宏ギターリサイタル2016

そして！！
今年の１０月１５日（土）に仙台で６年ぶりのリサイタルを開催します！！！

会場は前回と同じ、
仙台市シルバーセンター・交流ホールです。
開演時間は14時（開場13:30）


前半は「ギターソロ曲集・久石譲」から
久石さんの楽曲を中心としたプログラムを演奏します。

リサイタルをやるにあたり、散々内容を考えた結果
僕は今、やっぱりこれがやりたい！！

2014年に出版したこの曲集
「ギターソロ曲集・久石譲」を！！

ホールで演奏できるレベルを目指し
全力と最大限の愛情を込めて編曲した
大好きな久石さんの作品を演ります。

後半は
僕のオリジナルの作品を中心に構成します。

自分の作品については、なんと言っていいか
わかりませんが、聴いてください。

聴いてください！

お願いします。

ここは皆さん、
お願いします。

来てください。

お願いします！！
どうかお越しください！！


チケットは
明日からチケットぴあで
一般発売になります。

Pコード
３０８８３８
です。

朗読×チェロ×ギター

昨日のカフェ・はれまさんでの「銀河鉄道の夜」終演後の写真です。

僕は賢治さん帽子。

チェロの明珍さんとは今回で二回目の「銀河鉄道の夜」
前回のブログ同様、「一回演っている」っていうのは全然違う。

一歩目を出すまでの大変さや面白さ、そのフレッシュさはその時にしか生まれない。
それも大事。
大抵のコンサートは１回だけのものがほとんど。

でも、時に二歩目を歩めるコンサートがある。
そこでは一歩目では見られない景色が観れる。

今回の会場のはれまさんの空間が
「銀河鉄道の夜」にぴったり。
木の空間ではチェロやギターは楽器が喜びます。
しかも明治から続く歴史ある建物だから、
言葉では言い表せないような力が作用する。

満席のお客様にお出でいただき、
人にも空間にも恵まれて
また新しい「銀河鉄道の夜」を旅できました。

ありがとうございます。

コンサートシリーズ20を終えて

19日の第20回コンサートシリーズ。
台風が近づいていましたが雨が降っている時間帯にはあたらずに、
最近「雨男」でも無くなってきているようです。

お越しくださった皆様、ありがとうございました。

今回は一年前に作曲した「空を見る人」「虹の街」を演奏しました。
どちらの曲も、コンサートの当日に出来た曲で、「出来たけど、練習出来てない」って言う感じがあり、一年くらい寝かせていました。

作ったその時はまさに熱々の状態。
揚げたてのコロッケみたいに熱くて味が分かんない。
そんな感じ。

でも一年くらい経つと程よく熱も冷め、少しは冷静に向き合える。
楽譜に残しておいて良かったと思う。

半分他人事みたいな気持ちで「へ〜こんな感じだったんだな〜」
と新たな気持ちで弾いていました。

そして、今回のコンサートシリーズの後半は「松田聖子特集！みんなで歌おう！」だったのです。 もうなんだか、やりたい放題^^;

今回もとにかく参加して下さった皆様の歌声が素晴らしいこと素晴らしいこと。

なんて楽しいのだろう！
なんて素敵だろう！

ギターが弾ける幸せを全身で感じる瞬間です。

クラシックギターの古典の曲があり、編曲ものがあり、ギターの作曲家の作品があり、オリジナルがある。そして、伴奏がある。 これはギターという楽器ができることの殆んどを網羅しているのではないかと思いました。

ジャンルもその在り方も、本当に自分流な「小関佳宏コンサートシリーズ」
それもこれも来て下さる皆様のおかげです。 ありがとうございます。