無題

やってもやっても到達しない領域。

とは、思えどそこに向かう。

到達できないと思っている訳ではない。

そこに行きたいから、そこへ向かう。


そんな事を言葉にしてみると途端につまらない話のように聞こえてくる。
だって、よく聞くし、ありふれてる感じ。

大事な事は時間の流れを感じる事。

「この前、すっごく面白い映画を見てさあ」
って話を誰かにされて、その面白さはそうそう伝わらない。
「この前、とっても美味しい物を食べたの」
なんて言われたらもっと伝わらない。

その感動した本人はその感動に至るまでの過程があるから
その何かしらのモノに感動しているわけで。

やってみないとわからない。
体験しなきゃ。

その時間の流れを


きっと一人一人に求めてる場所とか時があって
そこに向かう過程の事を役割と言うのかもしれない

すぐにできちゃったらなんとつまらないことか。

例えば僕が１分で上手にギターが弾けちゃったら
今までのいろんな出来事や出逢いは必要なくなっちゃうから。

出来ないから、素敵な出来事や出逢いに恵まれたんだ。

どこでもドアとかタイムスリップできる機械は
想像の中だけでいいのかも。

全然当たらない占いの方がマシかも。

明日はなにが起こるんだろうってワクワクもできるし。


なんてね